「ふふっ、そっかそっか。あ、この問題間違ってるよ」
「ええ……!?あ、本当だ!」
ノートを指さされる。
凡ミスしちゃった……。
次から気をつけないと!
遥希くんはにこっと微笑んで、私の机に頬杖をつきながら私に語りかける。
「僕が教えてあげようか?」
「え?いいの!?」
凡ミスって言っても……答えわからなかったから、とっても助かる……!!
「もちろんだよ。あ、でもその代わり、これからもちゃんと僕と仲良くしてね?」
「そんなこと当たり前だよ!じゃあよろしくお願いします、遥希くん!」
「ふふっ、はーい。美都ちゃん」
よかったー!問題を教えてもらったついでに遥希くんと仲が深まったようで。
*
そしてなにがともあれ、授業は終了。
私は教室で奏くんがお迎えに来てくれるのを大人しくいつも通り待っていた。
「……美都」
「あ!奏くん!」
「ごめんな、遅くなって」
「ううん!全然!」
ぽんぽんと頭を撫でてくれる奏くんに、思わず笑みが溢れた。
「ええ……!?あ、本当だ!」
ノートを指さされる。
凡ミスしちゃった……。
次から気をつけないと!
遥希くんはにこっと微笑んで、私の机に頬杖をつきながら私に語りかける。
「僕が教えてあげようか?」
「え?いいの!?」
凡ミスって言っても……答えわからなかったから、とっても助かる……!!
「もちろんだよ。あ、でもその代わり、これからもちゃんと僕と仲良くしてね?」
「そんなこと当たり前だよ!じゃあよろしくお願いします、遥希くん!」
「ふふっ、はーい。美都ちゃん」
よかったー!問題を教えてもらったついでに遥希くんと仲が深まったようで。
*
そしてなにがともあれ、授業は終了。
私は教室で奏くんがお迎えに来てくれるのを大人しくいつも通り待っていた。
「……美都」
「あ!奏くん!」
「ごめんな、遅くなって」
「ううん!全然!」
ぽんぽんと頭を撫でてくれる奏くんに、思わず笑みが溢れた。


