「……っ」
「なぁ見たか?一瞬テンパってたよな会長」
「やば、本当美都様何者?」
またヒソヒソと男子生徒たちの会話が始まる。
テンパってる……?奏くんが……?そんなことないと思うけれど……。
「美都、足元気をつけてな」
「あ、うん……!」
その言葉、小さい頃からずーっと聞いてる……やっぱり、私って(妹として)愛されてるなぁ。
*
それから奏くんは私を教室に送ってくれたのであった。
教室には、奏くんはいない。
少し寂しいけれど、先輩な奏くんも大好きだから、お勉強頑張らなきゃ!
小さくガッツポーズをして、ノートを広げて私は予習を始める。
「うわ、予習とか真面目だね花宮さん」
そんなことを言ってくれながら近づいてきたのは、日向遥希くんだった。
「遥希くん。真面目なんかじゃないよ!だって奏くんも勉強たくさんしてるから!」
奏くんの方が全然すごいもん……!
「なぁ見たか?一瞬テンパってたよな会長」
「やば、本当美都様何者?」
またヒソヒソと男子生徒たちの会話が始まる。
テンパってる……?奏くんが……?そんなことないと思うけれど……。
「美都、足元気をつけてな」
「あ、うん……!」
その言葉、小さい頃からずーっと聞いてる……やっぱり、私って(妹として)愛されてるなぁ。
*
それから奏くんは私を教室に送ってくれたのであった。
教室には、奏くんはいない。
少し寂しいけれど、先輩な奏くんも大好きだから、お勉強頑張らなきゃ!
小さくガッツポーズをして、ノートを広げて私は予習を始める。
「うわ、予習とか真面目だね花宮さん」
そんなことを言ってくれながら近づいてきたのは、日向遥希くんだった。
「遥希くん。真面目なんかじゃないよ!だって奏くんも勉強たくさんしてるから!」
奏くんの方が全然すごいもん……!


