「うわ、見て、美都様麗しすぎ」
「美しいくせにめちゃくちゃ可愛くもあって、優しいしちっちゃくて守ってあげたくなるとか本当どうかしてるよな」
「ああ、本当付き合いてぇ」
ザワザワしている男子の集団たち。
「お前、そんなこと言ったら生徒会長に殺されるぞ———」
「……美都」
……?どうしたんだろう?
男の子達が私の方見てなにか言ってたけれど……もしかして、こんなヤツが奏くんの隣にいていいのかよとか言われてた……!?
「俺から離れるな」
あ、あれ……?距離できてたかな……?
奏くんの声色は恐ろしいぐらいに怒っているということをすぐに理解した。
そして奏くんは私に手を回して、ピタッとくっついてしまうほどに近い。
「ご、ごめんねっ……」
「あ、謝るな。強く言いすぎたな。ごめん」
ぽんぽんと今度は頭を撫でられる。
やっぱり、いつでも奏くんに頭を撫でてもらうの、好きだなぁ。
「美しいくせにめちゃくちゃ可愛くもあって、優しいしちっちゃくて守ってあげたくなるとか本当どうかしてるよな」
「ああ、本当付き合いてぇ」
ザワザワしている男子の集団たち。
「お前、そんなこと言ったら生徒会長に殺されるぞ———」
「……美都」
……?どうしたんだろう?
男の子達が私の方見てなにか言ってたけれど……もしかして、こんなヤツが奏くんの隣にいていいのかよとか言われてた……!?
「俺から離れるな」
あ、あれ……?距離できてたかな……?
奏くんの声色は恐ろしいぐらいに怒っているということをすぐに理解した。
そして奏くんは私に手を回して、ピタッとくっついてしまうほどに近い。
「ご、ごめんねっ……」
「あ、謝るな。強く言いすぎたな。ごめん」
ぽんぽんと今度は頭を撫でられる。
やっぱり、いつでも奏くんに頭を撫でてもらうの、好きだなぁ。


