「ん〜おいひい〜」


 私は抹茶のシロップがかかっている部分をスプーンですくって口に入れる。氷がふわふわしてて冷たくて美味しい。生き返る〜


「それは良かった。大学で聞いて悠真と行きたいなって思ったんだよ」

「そっか〜ありがと、吏都くん」

「ううん、悠真の可愛い顔が見たかったし」


 そう言った吏都くんは私の頭をぽんぽん撫でると「溶けちゃうし食べよ」と言って彼の方もかき氷を食べ始めた。

 食べ終わる頃には暑かった身体は冷えていて幸せな気持ちで帰宅した。