年上幼なじみに「好き」って言ったら、溺愛が加速しました。



 ドリンクバーのところに行くとたくさんの飲み物が並べられていてどれを入れようか迷う……
 グラスを取って氷を三つくらいポンポンと入れるとピッシャーに入っているフルーツティーを注ぐとストローを持って席に戻った。


「お、お待たせしました。遅くなってごめん」

「おかえり〜じゃ、俺らも取りに行ってくる」


 二人は同時に立ち上がるとドリンクバーのところに行ってしまった。その間、スマホを見るとクラスのグループラインやらが動いていてもう何件も溜まっていてスクロールして見ていると「お待たせー」と彼らは一緒に帰ってきて座った。
 仲良しだなぁと思っていると、すぐに注文した料理がやってきて目の前に並べられる。


「ゆま。はいフォークね。吏都もどーぞ」


 お兄ちゃんにフォークを渡されて持つと「いただきます」と言ってからパスタをすくうように斜めにフォークを差し込んで時計回りでクルクルさせてから口に入れる。
 カルボナーラの濃厚なソースが美味しくて幸せを感じる。美味しい。それに卵黄を割って絡めると濃厚さが増してさらに美味しい。