「沙月ちゃん!LINE交換しよ?そして、「愛してる」って送り合おう?ね?」
「キモい!」
水月がスーに水を使って攻撃をし、嵐猫がスーのスマホを回収する。
「絶対にこれ、解約してきた方がいいよね」
金次郎の言葉にスー以外の全員が頷き、スーは「みんなしていじめるなんて!」と怒った真似を始める。
「スマホってすごいんだからね?みんなの役に立ちそうな動画、見つけちゃったんだから!」
「役に立ちそうな動画?」
沙月と嵐猫が同時に訊ねると、スーはスマホを嵐猫の足元から奪い取り、YouTubeを開ける。そして、とあるYouTuberの名前を検索した。
「誰?このおっさん」
朧が首を傾げる。そこには、小太りでメガネをかけた四十代ほどの男性が映っていた。YouTubeを見る沙月と葉月も首を傾げる。スーはふふんと笑いながら、動画を再生した。
『はいどうも〜!深夜だけどこんにちは!Qくんです。今回はですね、××県××市にある廃墟となった猫間(ねこま)家の屋敷に潜入していきたいと思います〜!』
「キモい!」
水月がスーに水を使って攻撃をし、嵐猫がスーのスマホを回収する。
「絶対にこれ、解約してきた方がいいよね」
金次郎の言葉にスー以外の全員が頷き、スーは「みんなしていじめるなんて!」と怒った真似を始める。
「スマホってすごいんだからね?みんなの役に立ちそうな動画、見つけちゃったんだから!」
「役に立ちそうな動画?」
沙月と嵐猫が同時に訊ねると、スーはスマホを嵐猫の足元から奪い取り、YouTubeを開ける。そして、とあるYouTuberの名前を検索した。
「誰?このおっさん」
朧が首を傾げる。そこには、小太りでメガネをかけた四十代ほどの男性が映っていた。YouTubeを見る沙月と葉月も首を傾げる。スーはふふんと笑いながら、動画を再生した。
『はいどうも〜!深夜だけどこんにちは!Qくんです。今回はですね、××県××市にある廃墟となった猫間(ねこま)家の屋敷に潜入していきたいと思います〜!』


