魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 だけど別にもう彼らがなにを思おうと私には関係ない。

 なぜなら、晴れて追放されたのだから!

「あっ、追い出すのはいいんですけど、私物はいくつか持って行かせてください。さすがに身ひとつで放り出されるのは困るので……。心配しなくても、荷造りさえ終わったらすぐ出て行きますからね。私のことは気にせず! エミリアにもよろしく言っておいてください!」

 もうお姉ちゃんとして、充分いい子をやってきたはずだ。

 前世は姉のために、今世は妹に全部あげたから、今度は私の好きにさせてもらおう。

「ほ……本気で出て行くつもり、なのね?」