足止めを指示したのは両親で、彼らは汚らわしいものを見るような目で、帰ってきた私と向き合った。
「エミリアの婚約発表を聞いてわかっただろうが、お前はもう王子殿下の婚約者ではない」
厳しく言った父の声に、優しさはなかった。
「そうみたいですね。ちょっと驚きましたが、しょうがないことだと思っておりますので」
親に対して敬語なんてと最初は思っていたけれど、今は抵抗がない。
彼らは私を生み育てた人ではあっても、親と呼びたいかと言われると違った。
これなら、まだ姉ばかり贔屓し続けた前世の両親のほうがまだマシだ。
「よって、お前をこの家に置いておく必要がなくなった」
「ん?」
「エミリアの婚約発表を聞いてわかっただろうが、お前はもう王子殿下の婚約者ではない」
厳しく言った父の声に、優しさはなかった。
「そうみたいですね。ちょっと驚きましたが、しょうがないことだと思っておりますので」
親に対して敬語なんてと最初は思っていたけれど、今は抵抗がない。
彼らは私を生み育てた人ではあっても、親と呼びたいかと言われると違った。
これなら、まだ姉ばかり贔屓し続けた前世の両親のほうがまだマシだ。
「よって、お前をこの家に置いておく必要がなくなった」
「ん?」

