魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 これまでに言われた言葉の一部を思い出すと、なんだか胸がむかむかした。

 妹のエミリアはまだ子供だから、周囲の影響を受けて私を馬鹿にするのもしょうがないだろう。親のしつけが悪いだけの話だから。

 でも、両親はどう考えてもおかしい。生まなければよかった、なんて子供に言っていい言葉ではないはずだ。

 一連の私への扱いは、彼らがいかに魔法師という職に重きを置いていて、そうでない人間に差別的なのかを改めて教えてくれた。

 当主の父が私を邪険にするならと、使用人たちもひどい扱いを遠慮しなくなった。