魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 〝錬金術にばかりかまける変わり者の長女〟から、晴れて〝錬金術しかできない出来損ないの異端者〟にランクアップ……いや、この場合はランクダウンだろうか?

 私が普通の子供なら、家族や使用人たちの心ない言葉を耐えられなかっただろう。

『今日からはお姉様じゃなくて、リネットって呼ぶから。だってお母様もお父様も、お姉様をうちの一族の人間だとは認めないって言ってるもの』

『なんであなたみたいな異端者なんか生んだのかしら。なにかの間違いだったらよかったのに』

『お前に魔法の適性が一切ないと知っていたら、オーウェン王子の婚約者に推薦しなかったものを……』