魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 月日が過ぎるのは早いもので、五歳だった私はあっという間に十七歳になった。

 ようやく精神に見た目が追い付いたのはいいとして、なぜ中身が十七歳の私から成長していないのか不思議だった。

 一応、中身だけなら三十歳を超えるはずなのに、今も私は思春期真っただ中だ。それも、おそらくほかの十七歳に比べたらちょっと幼い。子供を演じすぎて、心がそちらに引っ張られたのかもしれない。

 ともかく、私は魔法師一族の変わり者として冷ややかな人生を歩んだ。

 七歳の頃に魔法の適性試験を受けた結果、予想していた通り適性ゼロと診断され、そこからは家族と同じ場で食事をとることも許されなくなった。