魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

「こんないきものをつくれるなんて……。ししょー、れんきんじゅつは、おくがふかいです」

「ぴうぴうぷぴ」

「うーん、おしゃべりできたらよかったのにね」

 私が作ったらしいこの生き物は、どうも喜んでいるようだ。

 飛びついてきたかと思うと、勝手に肩の上にのって頭を擦りつけてくる。

 不思議と重さはまったくないけれど、角が頬にこすれてちょっと痛い。

「あなたのこと、どうしたらいい?」

 肩から下ろし、ふわっふわの身体を抱きしめて顔を埋めてみる。

 ……至高の触り心地だ。

「わかった。これからわたしのともだちね。なまえは……ぴぷ?」

「ぷぺ」

「そんな声出せるの?」