当然のように言うけれど、これはちょっと恥ずかしい。私が嫌がらせを受けて代わりにノインが怒るなんて、特別扱いを公言しているようなものだ。
案の定というか、陛下が驚いたように目をまたたかせ、アベルがおもしろいものを見つけたように口角を上げる。頼むからそんな楽しそうな顔をしないでほしい。
「話したかったことはこのぐらいだ。わざわざ呼び出してすまなかったな」
気を取り直した陛下に言われて、首を左右に振る。
私が気にしないでほしいと言う前に、ノインが口を開いた。
「この程度の話ならアベルに伝言を頼んでくれ。僕はできる限りここに来たくないんだ」
案の定というか、陛下が驚いたように目をまたたかせ、アベルがおもしろいものを見つけたように口角を上げる。頼むからそんな楽しそうな顔をしないでほしい。
「話したかったことはこのぐらいだ。わざわざ呼び出してすまなかったな」
気を取り直した陛下に言われて、首を左右に振る。
私が気にしないでほしいと言う前に、ノインが口を開いた。
「この程度の話ならアベルに伝言を頼んでくれ。僕はできる限りここに来たくないんだ」

