「ノインのおかげで無事だったよ。だから、落ち込まないで」
「落ち込んでない。自分の愚かさに呆れているだけだ」
よかった、いつものノインだ。
ほっとしたせいで笑うと、ちょっとだけ嫌な顔をされる。
「なにがおかしい? 今のどこに笑う要素があったんだ」
「ノインがノインだから、安心しちゃって」
もう私はひとりじゃないんだと、握った手から伝わるぬくもりが教えてくれる。
不思議とノインの体温が心地よくて、いつまでも手を握っていたくなった。
指を動かしたり、手のひらを寄せたりしていると、せっかく繋いでいた手をほどかれてしまう。
「手、握っててくれないの?」
「落ち込んでない。自分の愚かさに呆れているだけだ」
よかった、いつものノインだ。
ほっとしたせいで笑うと、ちょっとだけ嫌な顔をされる。
「なにがおかしい? 今のどこに笑う要素があったんだ」
「ノインがノインだから、安心しちゃって」
もう私はひとりじゃないんだと、握った手から伝わるぬくもりが教えてくれる。
不思議とノインの体温が心地よくて、いつまでも手を握っていたくなった。
指を動かしたり、手のひらを寄せたりしていると、せっかく繋いでいた手をほどかれてしまう。
「手、握っててくれないの?」

