「街で聞こえるはずのない爆発音がしたからな。宿にいなかったし、おまえの身になにか起きたんだとすぐにわかった」
ノインが膝の上に置いていた私の手をそっと包み込む。
触れられるまで、自分の手が震えていたことに気づかなかった。
「間に合って本当によかった」
噛みしめるように言われて、ノインの手を握り返す。
「まだあとふたりいたの。もしかしたらもっといたのかもしれないけど……」
「後はアベルたちに任せておいた。狩りはあいつのほうが得意だ」
たち、ということはアベルのそばに控える双子の騎士もいるのだろうか。
ノインが膝の上に置いていた私の手をそっと包み込む。
触れられるまで、自分の手が震えていたことに気づかなかった。
「間に合って本当によかった」
噛みしめるように言われて、ノインの手を握り返す。
「まだあとふたりいたの。もしかしたらもっといたのかもしれないけど……」
「後はアベルたちに任せておいた。狩りはあいつのほうが得意だ」
たち、ということはアベルのそばに控える双子の騎士もいるのだろうか。

