「それはあれだな、お前の態度次第ってとこだ。いい子にしてりゃあ、命だけは助けてやってもいいぜ」
こんな台詞、前世では絶対聞けなかっただろうな。
私がいるのは剣と魔法の幻想世界だと改めて思い知る。
「宿に置いてきた……って言ったら?」
「だったら、そこまで案内してもらうだけだ。ご主人様が危ねえって知ったら、言うことを聞くだろうしな」
男はすっかり油断しきっているように見えた。
追い詰めているのは戦う術を持たない小娘で、逃げ道だって自分の身体で塞いでいる。だから警戒しない気持ちもわかるけれど。
「……っと。手になにを持ってる?」
こんな台詞、前世では絶対聞けなかっただろうな。
私がいるのは剣と魔法の幻想世界だと改めて思い知る。
「宿に置いてきた……って言ったら?」
「だったら、そこまで案内してもらうだけだ。ご主人様が危ねえって知ったら、言うことを聞くだろうしな」
男はすっかり油断しきっているように見えた。
追い詰めているのは戦う術を持たない小娘で、逃げ道だって自分の身体で塞いでいる。だから警戒しない気持ちもわかるけれど。
「……っと。手になにを持ってる?」

