魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

「それに近いものはありますが、感覚を鈍化させて身体の表面を効果で覆うのではなく、身体の中から熱を起こして、寒さを防ぐ形になります。長時間、入浴した時のように身体が温まっている状態を保つ、というのが一番わかりやすいかもしれません」

「ああ、なるほど。わかりやすい説明をありがとうございます」

 本当にわかりやすかったかは正直疑問だ。

 私は自分の説明があんまり上手じゃないことを知っている。ノインにもよく、『考えをまとめてから話せ』と言われた。

「ですが身体を温めるだけで効果があるのでしょうか? いえ、あなたの作った薬を軽んじているのではなく、今までにもそうやって対処したものですから」