魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 そう言ったノインが、自室から大量のレシピを持ってきてくれた。

 ポーションなのに可燃性を持ったものや、気温の変化から身を守る、どちらかというと補助薬に近いポーションなど、多くが温度に関係している。

 やっぱりノインは、病の改善を目指していたのだ。

 そう考えると、依頼を引き受けてしまったことが申し訳なくなった。

「その……ごめんね。私が依頼を受けて。本当はノインがお母さんを助けてあげたかったんだよね?」

「本当に役に立つものなら、誰が完成させたって変わらないだろう。くだらないことを言う暇があるなら、さっさと薬を開発するんだな」