「あの子が楽しくやれているようでよかった。ひとりの子供の母として、お礼を言わせてください」
陛下も王妃殿下につられたように、少し寂しそうにしながらも微笑した。
正直に言うと、私はここへ来るまでふたりにあまりいい印象がなかった。
為政者としてじゃなく、ノインの両親として、だ。だってこのふたりは生まれたばかりのノインを疎み、後の憂いになるくらいなら殺そうとしたと聞いている。
でも、こうして実際に会ってみると、彼らにも思うところがあったんじゃないかという気にさせられた。
陛下も王妃殿下につられたように、少し寂しそうにしながらも微笑した。
正直に言うと、私はここへ来るまでふたりにあまりいい印象がなかった。
為政者としてじゃなく、ノインの両親として、だ。だってこのふたりは生まれたばかりのノインを疎み、後の憂いになるくらいなら殺そうとしたと聞いている。
でも、こうして実際に会ってみると、彼らにも思うところがあったんじゃないかという気にさせられた。

