魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 効果が大きいということで、てっきり医療施設で多く使われるのかと思っていたけれど、実際は冒険者たちがこぞって購入したようだ。

 これまでのポーションと比べものにならない回復量は、彼ら冒険者の危険な仕事に安心と安定感を与え、怪我や死亡率をたった数日で一気に下げた。

 冒険者たちは情報が命で、行動範囲が広い。

結果、エリクサー級のポーションは、行商人たちが語る〝新人天才錬金術師リネット〟の名とともに爆発的に広まったというわけだ。

 そして需要が増えたために、午前中のほとんどをポーション作りに費やすようになった私は、さらに十日が過ぎてからとんでもない相手から呼び出しを受けた。