魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 リッカの大容量化は難しかったために断念し、同時に複数の錬成を行って量ではなく数で対応した。

 ノインはなにもしていないと言うけれど、同時錬成の微調整をしてくれたのは彼だ。私は細かい部分をノインに任せ、錬成途中のポーションに歌を聞かせるだけでよかった。

 準備も手間も集中力も、数に比例して増したけれど、一度の錬成で作れる量は格段に増えた。おかげで大量生産が叶うようになり、村で出会った行商人の彼への安定供給が可能になった。

 相場の倍で私のポーションを買った彼は、部下を使ってすぐに各地へと物を運ばせた。