彼の背後で奥さんが『あんた!』と咎めるように声をあげるも、聞こえていない。
「ええと……構いません、けど」
「ご心配なさらず! ノイン王子にもアベル王子にも認められた、凄腕の錬金術師様から買い叩くつもりは一切ありません。通常のポーションよりは、大幅に買取価格を引き上げさせていただきます。もしもほかになにかありましたら、ぜひ拝見したいのですが」
こういう経験は初めてで、どうしたらいいかわからずアベルを見上げる。
「取引ってどうやればいいの?」
「ええと……構いません、けど」
「ご心配なさらず! ノイン王子にもアベル王子にも認められた、凄腕の錬金術師様から買い叩くつもりは一切ありません。通常のポーションよりは、大幅に買取価格を引き上げさせていただきます。もしもほかになにかありましたら、ぜひ拝見したいのですが」
こういう経験は初めてで、どうしたらいいかわからずアベルを見上げる。
「取引ってどうやればいいの?」

