魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 材料は少ないけど、五人分くらいならなんとかなる。問題はリッカのほうだ。この大きさでは、ひとり分ずつ作るのが限界だろう。

 どちらにしろ、錬金術には細かな計算が必要になる。多く作りたいからと材料を増やして、まったく別のものができてはどうしようもない。

 こんな状況で錬成しなきゃいけない日が来るなんて、想像もしていなかった。私はとても恵まれた状況で錬金術を楽しんでいたのだ。

 才能がある? 特別な力を持ってる? ハイレベルのポーションを作れても、たとえ賢者の石が作れたとしても、必要な時に役に立たないなら私は出来損ないのままだ。

 リッカの中で少しずつポーションができ始める。