魔物は地面をぐちゃぐちゃにしながら激しく暴れ、足のかぎ爪で近くの木をえぐった。
「離れてくださいっ!」
好機だと近づこうとした村人を抑え、残っていたガラス玉も魔物に向かって放り投げた。今度は同時に二対(つい)投げたからか、さっきよりも大きな爆発が起きる。
羽が焦げる気持ちの悪い臭いがした。
思わず戻しかけた時、ふっと視界の隅がきらめく。
「よくやった、リネット!」
アベルの声だ──と認識するよりも早く、光が魔物の身体を一閃する。
魔物は断末魔をあげることも許されず、首と胴体を切り離された。それでもなお、痙攣するように羽を動かしている。
「大丈夫か?」
「離れてくださいっ!」
好機だと近づこうとした村人を抑え、残っていたガラス玉も魔物に向かって放り投げた。今度は同時に二対(つい)投げたからか、さっきよりも大きな爆発が起きる。
羽が焦げる気持ちの悪い臭いがした。
思わず戻しかけた時、ふっと視界の隅がきらめく。
「よくやった、リネット!」
アベルの声だ──と認識するよりも早く、光が魔物の身体を一閃する。
魔物は断末魔をあげることも許されず、首と胴体を切り離された。それでもなお、痙攣するように羽を動かしている。
「大丈夫か?」

