気まずそうに顔を見合わせ、そそくさと私の前から逃げ出す。
こんなのひどすぎる。ノインは悪い人じゃないのに。
もやもやした気持ちが胸の奥底に残って、顔がかっかと熱い。
あんなにおいしかったパイとジュースの味も、すっかり私の中から消えてしまった。
買い物を済ませて塔に戻ると、出迎えたノインがちょっと驚いた顔をした。
「王都でなにかあったのか?」
ノインの顔を見たら、また悔しくて泣きそうになる。
「おい、泣くな。ただでさえ見苦しい顔が、もっと見苦しくなる」
「だって」
今までどんなにつらい思いをした時も泣かなかったのに、もう我慢できなかった。
こんなのひどすぎる。ノインは悪い人じゃないのに。
もやもやした気持ちが胸の奥底に残って、顔がかっかと熱い。
あんなにおいしかったパイとジュースの味も、すっかり私の中から消えてしまった。
買い物を済ませて塔に戻ると、出迎えたノインがちょっと驚いた顔をした。
「王都でなにかあったのか?」
ノインの顔を見たら、また悔しくて泣きそうになる。
「おい、泣くな。ただでさえ見苦しい顔が、もっと見苦しくなる」
「だって」
今までどんなにつらい思いをした時も泣かなかったのに、もう我慢できなかった。

