魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

「ちゃんと冷ましてから食べるんだよ。いきなりかぶりつくと、肉汁で火傷するからね」

「わかりました」

 ありがたくジュースとパイを受け取って、空いている席に座る。

 ふーっとよく冷ましてからパイにかぶりつくと、おばさんが言った通り、中からじわっと肉汁があふれ出す。

 味付けされたひき肉は香辛料がしっかり効いていて、結構辛みが強い。熱さもあって、はふはふ言いながら味わい、飲み込んだ。

 口の中に残る脂っこさを、泡霜イチゴのジュースで喉に流す。