魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

 というわけで私は、ノインにアルトを預けて街にやってきたというわけだった。

 白く分厚い壁に覆われた王都は、商業エリアや住居エリアなど、いくつかの区画に規則正しくわかれている。

 エリア内はさらに身分によって明確に区別されており、城に近ければ近いほど身分が高く、逆に門に近づくと身分が下がった。

 門に入ってすぐの場所には右手に住宅街が広がっている。

 白い石造りの家は、まるでマンションが並んでいるように見えた。

 カーディフは一軒家が多かったから、縦長の住居ばかりのラフヘイムは新鮮だった。

 色のついた石畳を進むと、商業エリアにたどり着く。