「あいつは細かいことを考えるのが苦手だからな。……この生き物が、周囲にどういう影響をもたらすか、わかっていても重要視しない。もし幻獣だとしたら、奪いに来る人間が現れるかもしれないのに」
「……うん、そうだね」
アルトがただのウサギモドキならば問題はないけれど、幻獣でないと言い切れない以上、警戒は必要だ。
「そういう時、アベルは自分が守ればいいと考える。だけどそういうことじゃないだろう。……争いを起こしたくないなら、最初からそう動くべきだ。後手に回って結果がよくなるとは思えない」
ふと、ノインの表情が暗くなる。
アベルに思うところがあるように見えるけど……。
「……うん、そうだね」
アルトがただのウサギモドキならば問題はないけれど、幻獣でないと言い切れない以上、警戒は必要だ。
「そういう時、アベルは自分が守ればいいと考える。だけどそういうことじゃないだろう。……争いを起こしたくないなら、最初からそう動くべきだ。後手に回って結果がよくなるとは思えない」
ふと、ノインの表情が暗くなる。
アベルに思うところがあるように見えるけど……。

