ほかにも渦の聖獣(レヴィアタン)、豊穣の悪魔(ベヘモト)、朝凪の慈禽(ジズ)という、この世界を作ったとされる神話の幻獣も存在する。
「アルトは幻獣なの?」
「ぴうう?」
私の膝の上にいたアルトも『そうなの?』と言いたげに鳴いた。
ノインは扉に背をもたれさせると、額に手を当てて溜息を吐く。
「似たような幻獣がいたはずだ。額に赤い輝石を持つ、リスに似た──それはリスか?」
「リスにしてはちょっと大きいよね」
「ぴぷ」
アルトはリスというよりもウサギに似ている。だけど耳は大きいし、厳密にウサギと呼ぶのもなんだか微妙な気がした。
「小動物ってくくりなら、そうかも?」
「アルトは幻獣なの?」
「ぴうう?」
私の膝の上にいたアルトも『そうなの?』と言いたげに鳴いた。
ノインは扉に背をもたれさせると、額に手を当てて溜息を吐く。
「似たような幻獣がいたはずだ。額に赤い輝石を持つ、リスに似た──それはリスか?」
「リスにしてはちょっと大きいよね」
「ぴぷ」
アルトはリスというよりもウサギに似ている。だけど耳は大きいし、厳密にウサギと呼ぶのもなんだか微妙な気がした。
「小動物ってくくりなら、そうかも?」

