魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

「変かどうか気にしてどうする。大切なのは結果だ。錬金術師なら、他人の目も過程も気にせず、結果だけに注力しろ。どういう手段を使おうと、最後に結果を出したものが正しいんだ」

「ノインの考え方って独特だよね。私の周りにはいなかったな」

「僕の周りにもおまえみたいな能天気で頭が悪そうなやつはいなかっ……アベルがいるか。よかったな、仲間がいて」

「アベルのこと、嫌いなの?」

 本人への対応と、ちょくちょく小馬鹿にする物言いが引っかかって、なんとなく質問してみる。

 ノインは鼻を鳴らしただけで、アベルをどう思っているのか教えてくれなかった。