魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました

「うん。ドラゴンに襲われたところを助けてもらったの」

「……なぜ、ドラゴンに? トカゲどもの宝にでも手を出したのか?」

「ううん、理由はわからなくて。いきなり襲われて大変だったんだから」

 いかにドラゴンが恐ろしく、助けてくれたアベルが頼もしかったかを、身振り手振りを加えて語る。

 だけどノインが興味を持ったのは、私ががぶ飲みした数々の薬だけで、アベルの活躍も私のがんばりもろくに聞いてくれなかった。