聞いてないよ、右京さん





リビングらしきところに出ると、右京さんはもう起きていた。


どうやら、ここは高層マンションみたいだ。大きな窓から街が見渡せた。



とりあえず風呂な、と言われ言われるがままにお風呂を使わせてもらった。


なぜだか、下着と着替えも用意されていてそれに着替えた。



「あの、お風呂ありがとうございました」


リビングで、コーヒーを飲みながらパソコンをいじる彼はこちらに視線を向けると、ソファ席に移動した。



手招きされて、彼の向かいのソファに座った。




「で、るりちゃんのフルネーム聞いていい?」



「立花瑠璃です」


私はどうなるんだろう



「生活に必要なものとかは準備するし、学校も行きたかったら行っていいよ

ここには居たいだけ居てくれていいし、」



「ぇっと、ありがとうございます」


優しく喋ってくれているようで、私の事などどうでもいいような態度。