聞いてないよ、右京さん



「俺が一緒にいても大丈夫?」


何故か、不安そうな顔をする右京さんが視界に映った。


1人は凄く凄く寂しいの、

毎日、誰もいないこの広い部屋で1人で居ると不安でたまらなくなるの


いつの間にか、自然と繋がれた手をぎゅっと握りしめて口を開いた。


「一緒がいい」


そう言った私を見て、安心したように目尻を下げた。