聞いてないよ、右京さん



少しくらい、お礼になればいいな



そんな考えが浮かんだことに、自分がかなり気を許していることに気付かされた。


「夕飯作って上げたいなって」


「、、、ふーん、あいつ和食好きだぞ」


「、、、柚木さんて、照れ屋ですよねっ」


「まじでウゼェ」


ニヤニヤと気持ち悪い笑いをしてるだろう私に、悪態をつく柚木さん。


「てか、蓮斗でいいよ。ほぼ歳変わんないし」


「え?何歳なんですか?」


「18、今年で19。お前の2個上だな」


「えぇ、もっと上かと思ってた!」


「まじで失礼だな!」


「いや、大人っぽいって意味で!」


ほんとに、いい意味でだ。凛々しくてスーツが似合う蓮斗はつい最近まで高校生だったようには見えない。


でも、こういうやり取りとか、確かに高校生ぽいかも