疾風君はいろいろと見回っていて、和向君も確認する為にゆっくりいろんな場所に視線を落としている。
こっちも特に変なところはないかな、と思い二人に声を掛けようとした時だった。
……っ!?
突然、邪気を感じた。
この部屋からってわけではないけど、どこから感じるのか見当もつかない。
邪気を放っておいて更に酷くなった、と考えると納得できるけど昨日きちんと浄化した。
生物学室も変な事はないらしいし、使い魔が嘘をつくとも思えない。
でも一旦、確認してこようかな。
……っ、えっ?
なのにそう思った時、一瞬にして邪気が消えた。
まるで、何かが勘付いたみたいに。
どういう……事なんだろう。
昨日の今日だけど、どうしてこの学園には邪気が多い時があるのか全く分からない。
さっきの邪気、普通のとは違う感じがしたし……。
邪気のせいで尖った精神を落ち着かせる為に、ふぅ……と深呼吸をする。
これも後で、ノートに書いておこう。
「そろそろ別の場所も行くぞー。」
その時疾風君から声をかけられて、「うん。」と返して教室を出る。
その後も残りの一年の教室や廊下を順番に見て回った。
こっちも特に変なところはないかな、と思い二人に声を掛けようとした時だった。
……っ!?
突然、邪気を感じた。
この部屋からってわけではないけど、どこから感じるのか見当もつかない。
邪気を放っておいて更に酷くなった、と考えると納得できるけど昨日きちんと浄化した。
生物学室も変な事はないらしいし、使い魔が嘘をつくとも思えない。
でも一旦、確認してこようかな。
……っ、えっ?
なのにそう思った時、一瞬にして邪気が消えた。
まるで、何かが勘付いたみたいに。
どういう……事なんだろう。
昨日の今日だけど、どうしてこの学園には邪気が多い時があるのか全く分からない。
さっきの邪気、普通のとは違う感じがしたし……。
邪気のせいで尖った精神を落ち着かせる為に、ふぅ……と深呼吸をする。
これも後で、ノートに書いておこう。
「そろそろ別の場所も行くぞー。」
その時疾風君から声をかけられて、「うん。」と返して教室を出る。
その後も残りの一年の教室や廊下を順番に見て回った。

