最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 だから……楽しみすぎて仕方ない。

 ぼんやりとそう思っていると、いつの間にか話が終わっていたらしく、クラスメイトや二年生のみんなが講堂を出るところだった。

 ……それにしても。

 来た時はあんまり気付かなかったけど、し、視線が痛い……。

 クラスメイトからの視線は少ないけど、他のクラスの人から結構見られている。

 私を見ては友達同士でこそこそしているところも見たし、やっぱり良く思われてない……よね。

 そう思い、少しだけ悲しくなりながらも教室に戻った。

 あっ……そうだ。

 その時、生物学室のことが気になって使い魔を飛ばしてみた。

 もちろん、他の人にはバレないように。

 和向君と疾風君が近くにいたからちょっとひやひやしたけど、魔力の気配は消しているから大丈夫なはず。

 しばらくして帰ってきた使い魔に、様子を教えてもらう。

 そのおかげで、これといって特に変わったこともなく、魔力も至って正常だという事だった。

 ふぅ……それなら良かった。

 昨日帰ってからずっと気になっていたから……その報告を聞いて安心した。

 自分の仕事がしっかりできている、という表しだったから。