最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 この淡い幻想が現実になるとも思わないけど……できれば本当になってほしい。

 その後、そうこうしている内に他のクラスメイトも登校してきて教室内が賑やかになった。

 魔力の流れが速くなるのを感じる。

 でも、悪い気はないから大丈夫だよね。

 そんな事を一人で思いながら、気持ちを落ち着かせてその時間二人と過ごした。



 朝のホームルームも終わって、今は学年集会の真っ只中。

 今日は入学式があるけど、お昼からだから午前中はオリエンテーションばっかり。

 学年主任の先生の話や、この学園のルールの話を聞き逃さないように聞く。

 だけど……私は学園行事の話に浮かれていた。

 学校行事なんて、何歳になっても楽しみにする。

 子供だって思われそうだけど、みんなと取り組む事にはまた違う楽しみがあるから……とにかく楽しみ!

 それに……いつぶりなんだろう。

 実をいうと私、学校行事にあんまり参加した事がない。

 魔術師としての仕事もあったし、そういうイベント事に打ち込めるほどの時間がなかったから。