「では行きましょうか、神菜さん。」
創さんにそう言われて、私は理事長室の扉に向かった。
「はい。……ありがとうございました、理事長。」
理事長にお礼を言って、私と創さんは理事長室を後にした。
今現在、私は創さんに校舎案内をされている。
その間にもたくさんの生徒が走り回ってるのが見えた。
私……何にも手伝ってないから、何だか申し訳なくなるなぁ。
というか案内されている時に気付いたけど、この学園広すぎじゃないかな……?
高等部だけでも北棟、南棟、東棟、西棟、中央棟がある。
中庭も何故か四つついており、裏庭、体育館、講堂がある。
それだけでも広いのに、中等部、初等部、幼年部まであるなんて信じられない。
でも、それ以上に不思議に思う事があった。
「草薙様よ!」
「草薙様がお見えになるなんて珍しい!」
「今日は良い事ありそう!」
などの声が、あちこちから聞こえてきた。
確かに、創さんは芸能人にいてもおかしくないくらいのイケメンさん。
だけど、生徒さんたちの口ぶりから考えると……創さんは滅多に姿を見せない、と捉える事ができる。
創さんにそう言われて、私は理事長室の扉に向かった。
「はい。……ありがとうございました、理事長。」
理事長にお礼を言って、私と創さんは理事長室を後にした。
今現在、私は創さんに校舎案内をされている。
その間にもたくさんの生徒が走り回ってるのが見えた。
私……何にも手伝ってないから、何だか申し訳なくなるなぁ。
というか案内されている時に気付いたけど、この学園広すぎじゃないかな……?
高等部だけでも北棟、南棟、東棟、西棟、中央棟がある。
中庭も何故か四つついており、裏庭、体育館、講堂がある。
それだけでも広いのに、中等部、初等部、幼年部まであるなんて信じられない。
でも、それ以上に不思議に思う事があった。
「草薙様よ!」
「草薙様がお見えになるなんて珍しい!」
「今日は良い事ありそう!」
などの声が、あちこちから聞こえてきた。
確かに、創さんは芸能人にいてもおかしくないくらいのイケメンさん。
だけど、生徒さんたちの口ぶりから考えると……創さんは滅多に姿を見せない、と捉える事ができる。

