「はい、そうですね。……それで、どうしてこの時間に呼び出したんですか?」
言い忘れ、とは考えにくい。
理事長に限ってそんな事するわけ……。
「あぁ、ちょっとあの時間じゃできなかった事があったからね。言い忘れてた事もあったし。」
あった……。
まさか、と思ったけどこの人ならやりかねないのかもしれない……。
「渡したいものがあってね。朝は時間がなかったから、今渡させてもらうよ。」
渡したいもの?私に?
それって何だろう……?
「はい、これだよ。」
そう言って理事長が差し出してきたのは両手サイズの箱。
その箱には見覚えがあった。
こ、これって……。
「もしかして……国からの、ですか?」
「そうだよ。」
渡された箱は軽く、こんなものを渡してくる人には心当たりがあった。
箱を開けて、まじまじと中を確認する。
そこには綺麗なブレスレットがちょこんと置いてあった。
私のつけているペンダントと、同じ透明な宝石がはめこまれているもの。
一緒に手紙が入ってあって、それを取り出して読む。
言い忘れ、とは考えにくい。
理事長に限ってそんな事するわけ……。
「あぁ、ちょっとあの時間じゃできなかった事があったからね。言い忘れてた事もあったし。」
あった……。
まさか、と思ったけどこの人ならやりかねないのかもしれない……。
「渡したいものがあってね。朝は時間がなかったから、今渡させてもらうよ。」
渡したいもの?私に?
それって何だろう……?
「はい、これだよ。」
そう言って理事長が差し出してきたのは両手サイズの箱。
その箱には見覚えがあった。
こ、これって……。
「もしかして……国からの、ですか?」
「そうだよ。」
渡された箱は軽く、こんなものを渡してくる人には心当たりがあった。
箱を開けて、まじまじと中を確認する。
そこには綺麗なブレスレットがちょこんと置いてあった。
私のつけているペンダントと、同じ透明な宝石がはめこまれているもの。
一緒に手紙が入ってあって、それを取り出して読む。

