忘れかけてたけど、今日は始業式なので二人と一緒に講堂へ移動中。
朝通ってきた場所もあったはずなのに、友達と歩いているという事だけで新鮮に思えた。
私、人見知りだから友達とかいなかったんだよね……。
だから、少し浮かれている自分がいる。
「そういえば、二人もだけどみんな耳や尻尾ってどうしてるの?」
やっぱり理事長なのかな?
それともまた別……?
「行動する時に邪魔になるだろうからって、理事長が消してくれてるんだよ。」
うーんと考え込んだ私に、疾風君がそう教えてくれる。
そう考えると理事長は先生たちと生徒の種族を隠していると考えられる。
理事長って、思ったよりも魔力量が多いのかも。
今度聞いてみようかな。どうしてそんな事をわざわざしているのか。
そんな感じで二人と他愛ない雑談をしながら歩いていたら、いつの間にかある建物の前に着いていた。
「これは……?」
「講堂だよ~。」
私の問いに、今度は和向君が答えてくれる。
外装は白と黒のレンガが入れ違いに入れてあって、モノクロで統一されている。
二人と中に入って、私は興味本位で周りを見渡した。
朝通ってきた場所もあったはずなのに、友達と歩いているという事だけで新鮮に思えた。
私、人見知りだから友達とかいなかったんだよね……。
だから、少し浮かれている自分がいる。
「そういえば、二人もだけどみんな耳や尻尾ってどうしてるの?」
やっぱり理事長なのかな?
それともまた別……?
「行動する時に邪魔になるだろうからって、理事長が消してくれてるんだよ。」
うーんと考え込んだ私に、疾風君がそう教えてくれる。
そう考えると理事長は先生たちと生徒の種族を隠していると考えられる。
理事長って、思ったよりも魔力量が多いのかも。
今度聞いてみようかな。どうしてそんな事をわざわざしているのか。
そんな感じで二人と他愛ない雑談をしながら歩いていたら、いつの間にかある建物の前に着いていた。
「これは……?」
「講堂だよ~。」
私の問いに、今度は和向君が答えてくれる。
外装は白と黒のレンガが入れ違いに入れてあって、モノクロで統一されている。
二人と中に入って、私は興味本位で周りを見渡した。