最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 私も読書は好きだから、今度本の話でも持ち掛けてみようかな。

 そう考えながら、私は冷蔵庫の食材を使わせてもらいコロッケを作った。



「新さん、出来ました!」

 新さんにそう声を掛けて、料理が出来たことを伝える。

 コロッケとサラダ、コンソメスープを作ってお皿に盛りつけて運ぶ。

「栞、持ってく。」

 新さんはひょいといつの間にか私の手からトレイを取っていて、近くのダイニングテーブルに置く。

 それに同時に二個のトレイを持っていたので、凄いなぁ……と感心してしまう。

 あのトレイ、結構重さあるはずなのにそれを二つ同時……やっぱり凄いって言葉しか出てこない。

 結局新さんが全部運んでくれて、またお礼を言ってから席に着いた。

 席に座り、二人同時に手を合わせる。

 私はパクッとコロッケを口に入れて、食べられるか確認する。

 ……うん、食べられるレベルだから大丈夫……なはず。

 料理はするけど回数が多くはないから、味の事が心配だったけど思ったより上手にできていて良かった。