最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 神菜も頑張ってるって思ったら、自然と僕も頑張れるから。

 僕は写真の中にいる神菜に「大好き。」と伝えてから、いつもの引き出しに仕舞う。

 ……さて、と。

「あの人間、変だよね……。」

 柊木栞。あの人間は少し他の奴らとは違う気がする。

 急に編入してきたと思ったら、勉強も運動も学年トップを取っていておかしいと思い始めた。

 だからいじめて様子を見ていたのに……全く効いていなかった。

 魔術を使ってしてみたけど、それにも動じずに平然な顔をしている。

 ……どうなってるんだろう。

 それに今日呼び出した時、強めの魔術をかけた。

 はずだったのに、これもあまり効いていなかった。

 あの魔術は僕の得意分野で魔族でも数秒で崩れ落ちるはずなのに、あの人間は数分ともっていた。

 転送魔術を使っても驚きもしなかったし、何よりおかしいと思ったのは……。

 ……あの人間に関して、情報が何も出てこないという事だ。

 柊木栞に関しての情報は名前以外出てこず、何が起こっているのか分からなかった。