最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 私だからいいけど、他の人間さんに言ったら怯えちゃうよ……!

 そんな事言ったら余計にダメだから、口には出さないけどそう思ってしまう。

「っ、あんた、何か言ったらどうなのよ……!」

 何も言わない私にしびれを切らしたのか、女の子の一人が苛立ちながら口にする。

 うーん、だったら遠慮なく言わせてもらおうかな……。

 最初は言おうか迷ったけど、気になる事があったから聞いてみる事にした。

「どうしてあなたたちは、私のことが嫌いなんですか?」

 人間だから、だという事は確かだろうけど……この女の子たちには少しおかしなところがあった。

 その証拠となるのが、魔力の残り香。

 この女の子たちからは魔力が微かに漂い残っていて、誰かに操られている様子だ。

 量が多くないから、半分以上は女の子の気持ちで間違いないだろうけど……誰かが裏にいるという可能性が出てきた。

 だったら、誰がこんな事を?

「そんなの、あんたが人間だからよ!」

 案の定、思った通りの答えが返ってくる。