最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

「は? あんたがそんな事言う義理ないと思うんだけど。というか目障りなのよ。」

「そうよ! 戌待君も夜目君も、神々様だってみんなのものなんだから! あんたみたいな奴に汚されたくないのよ!」

「それにセンスがないっていうのも本当だしね。地味子と仲良くできる気が知れないっていうか……。」

 言われれば言われるほど、嫌な気持ちが体の中に渦巻く。

 編入当初から私と仲良くしてくれて、守ってくれて、一緒に笑い合ってくれる疾風君と和向君。

 人間の私にも優しく接してくれて、いつの間にか気を許せるような心の拠り所になっていた新さん。

 そんな三人を貶すなんて……許せなかった。

「好き勝手言わないでください……! あの優しい三人のことを、貶さないでください……っ!」

 ようやく絞り出して言えた言葉はか細く、小さかった。

 だけど女の子たちは私の言葉が気に障ったのか、パンッと乾いた音が響く。

「……っ。」

 自分の頬を叩かれていたようで、ヒリヒリとしていて痛い。

 暴力は、初めてだ……。