最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

「……っ。」

 強い力で投げつけられたため、痛みが顕著に表れる。

 私はゆっくりと体を起こして、女の子たちにこう聞いた。

「何で、こんな事するんですか……?」

 理由なんて分かり切ってるはずなのに、ついその事について聞いてしまう。

 きっと……いや絶対、あの事だろう。

 質問を投げた私に女の子たちはキッと睨みを利かせ、吐き捨てるように乱暴に言った。

「あんた、人間のくせに調子に乗りすぎなのよ! 目障りなんだわ!」

 ……来ると思ってた。やっぱり、その事になっちゃうよね。

 こんな学園に人間が編入なんて前例はないし、他の生徒さんからしたらおかしな話だし納得が出来ないだろう。

 私だってその立場だったら不思議がるし、おかしいと考えてしまう。

 ましてやこの学園の生徒さんは人間を嫌っているんだから、尚更だ。

 何も言えずに口を噤んでいる私に、女の子たちは容赦なく吐き捨ててくる。

「人間なのにどっちのテストもSだなんて……不正でもしたんじゃないの?」

「それに戌待君と夜目君と、何であんたみたいなのが仲良くしてるわけ? わけ分かんないんだけど。」