最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

「寝たほうが良いよね……。」

 今日も急に眠気が来てしまったし、確実に疲れが溜まっている。

 これで依頼とかが来たら本当に死んじゃうかも……なんて考えながら、布団に入って目を瞑った。



「……っ、眩しい……。」

 昨日カーテンを閉め忘れた影響で直射日光を浴びてしまう事になり、視界が一瞬霞む。

 でも昨日よりは軽くなった体を起こし、いつもの準備をする。

 顔色も大分良くなってきており、ひとまずは安心できた。

 だけど、体力テストかぁ……。

 勉強は好きだけど運動はあんまり好きじゃないから、正直のところはあまり受けたくない。

 それに変にボロを出してしまっても困るからなぁ……。

 そんなネガティブ思考に陥りかけたけど、すぐに自分の頬を叩いて気合を入れ直す。

 大丈夫、隠れるのは得意だし見つかった事なんてないから……うん、できる!

 よし!と一人で喝を入れて、その頑張る気分のまま学校へと向かった。



「お、栞おはよっ!」

 教室に入ると第一に疾風君が挨拶をしてくれて、私も笑顔で返す。