これも、また俺を惚れさせる原因だなんて栞は知らないんだろうけど。
「新さん、お邪魔しちゃってごめんなさい。私、帰りますね。」
俺に気を遣わせないようにか、笑顔を浮かべて立ち上がった栞。
だが、顔がまだ無理をしているように見えてほっとく事なんてできなかった。
「栞、送ってく。」
「え……だ、大丈夫ですよ? 一人で帰れますよ……?」
栞が大丈夫でも、俺が大丈夫じゃない。
栞みたいな可愛い奴なんて、いつ危ない目に遭ってもおかしくない。
……心配なんだ、お前のことが。
「いや、送っていく。女子がこの暗い中一人で帰るなんて危険すぎる。」
おかしくない言い訳を考え、ごく自然にそう言う。
本当は、もっと栞と居たいってのが本音なんだけど。
絶対他の女子には言わないであろう言葉を出して、栞の様子を見る。
栞はうーんと可愛らしく首を傾げて思案してから、ゆっくりと顔を上げた。
「い、良いんですか? 送ってもらって……。」
最終確認のようにそう聞いてきて、俺は短く「あぁ。」と答えた。
「新さん、お邪魔しちゃってごめんなさい。私、帰りますね。」
俺に気を遣わせないようにか、笑顔を浮かべて立ち上がった栞。
だが、顔がまだ無理をしているように見えてほっとく事なんてできなかった。
「栞、送ってく。」
「え……だ、大丈夫ですよ? 一人で帰れますよ……?」
栞が大丈夫でも、俺が大丈夫じゃない。
栞みたいな可愛い奴なんて、いつ危ない目に遭ってもおかしくない。
……心配なんだ、お前のことが。
「いや、送っていく。女子がこの暗い中一人で帰るなんて危険すぎる。」
おかしくない言い訳を考え、ごく自然にそう言う。
本当は、もっと栞と居たいってのが本音なんだけど。
絶対他の女子には言わないであろう言葉を出して、栞の様子を見る。
栞はうーんと可愛らしく首を傾げて思案してから、ゆっくりと顔を上げた。
「い、良いんですか? 送ってもらって……。」
最終確認のようにそう聞いてきて、俺は短く「あぁ。」と答えた。

