最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 いつか……そのいつかがいつ来るのかは分からないけど本当の事を伝えて、できる事なら“元宮神菜”として仲良くしたい。

 ただの願望、淡い幻想だって分かってるけど……絶対に謝りたい。

 だからもう少し……騙されてて。

 そんな最低な事を思っていた私に、二人はいつもと変わらない笑顔を向けてくれていた。



 その日から私たちは、テストの為に朝やお昼休憩に勉強会をした。

 最初の内は分からなかった問題でも、二人の頭が良すぎてたったの数分で解けるようになっていった。

 私もその間に復習や予習をして、テストまで勉強していた。

 二人の解答を見ても一度解いた問題のみならず、いつの間に活用や応用もできていたから流石としか言いようがない。

 二人は謙遜して自分からは言わないけど、やっぱりと思わされた。

「あ、そういえば二人はいつもどれくらいの点数なの?」

 失礼かと思ったけど、それが分からないと伸ばせるところも伸ばせられなくなりそうだったから、一応参考の為に聞いてみる。

「僕は大体平均よりは上かな~? 80点くらいがいつもだよ~。」