そう思いながらスマホに意識を戻す。
『で、翔葉何か分かったのか?』
《お前相変わらず人使い荒いな。ま、お前らしいけど。》
人使いが荒い……だがそう思われても仕方がない。実際こんなに人を使っているからな。
だが、悪用していないなら別に良いじゃないか。本人たちには許可取ってるしな。
《まぁ良い。それで柊木栞のことについてなんだが……》
変なところで言葉を切ってから翔葉は続けた。
栞には、何があるんだ……?
《結論から言うと、全く情報はなしだ。》
『……本気か?』
翔葉は数多の情報網でこの国の上の奴とも繋がりがある。
翔葉の言葉はいたって真剣で、嘘を吐いているようには到底聞こえない。
だが翔葉が分からないとなれば、一体どうすればいいんだ。
《あぁ、名前しか出てこなかった。生年月日は普通出るがそれも全くなし。だから情報はない。》
名前しか出ないのは、確かにおかしい。
この言葉からして翔葉はきっと政府の裏ページにアクセスしたんだろうが、それでも分からないとなればもう成す術が……。
『で、翔葉何か分かったのか?』
《お前相変わらず人使い荒いな。ま、お前らしいけど。》
人使いが荒い……だがそう思われても仕方がない。実際こんなに人を使っているからな。
だが、悪用していないなら別に良いじゃないか。本人たちには許可取ってるしな。
《まぁ良い。それで柊木栞のことについてなんだが……》
変なところで言葉を切ってから翔葉は続けた。
栞には、何があるんだ……?
《結論から言うと、全く情報はなしだ。》
『……本気か?』
翔葉は数多の情報網でこの国の上の奴とも繋がりがある。
翔葉の言葉はいたって真剣で、嘘を吐いているようには到底聞こえない。
だが翔葉が分からないとなれば、一体どうすればいいんだ。
《あぁ、名前しか出てこなかった。生年月日は普通出るがそれも全くなし。だから情報はない。》
名前しか出ないのは、確かにおかしい。
この言葉からして翔葉はきっと政府の裏ページにアクセスしたんだろうが、それでも分からないとなればもう成す術が……。

