最強さんは魔術少女を溺愛したい。① ~学園編入は溺愛波乱の幕開け~

 家に帰ってきて、大きくそう言う。

 流石にあの邪気を一日で二回も見たらちょっと疲れる……。

 カフェオレでも飲もうかな、と思ってキッチンに移動した。

 お湯を沸かしている間に、さっきの事について無意識に考える。

 仕事関係以外の人の連絡先なんて、初めてだなぁ……。

 私のスマホの連絡先は政府の人やお偉いさんばかり、それに人数も少ないから不思議な気持ちだった。

 この学園では友達が作れるかな、なんて不安に思っていたけど今ではそれは杞憂だ。

 友達……なんて間柄は新さんに失礼かもしれないけど、それでも嬉しい事には変わりない。

 それに、明日も来いって事は……新さんに会ってもいいって事なのかな?

 もしかしたら私の勘違いかもしれないけど……。

 ううん、マイナスに考えるのはやめよう。私の悪い癖だ。

 私は大丈夫だと心の中で繰り返して、密かに楽しみに明日を待った。